職人技のレザーオブジェと酸化スターリングシルバーのディテール
エンポリ生まれのレザー職人、ダニエーレ・バスタは、使い込むほどに味わいが増す植物タンニンなめしの皮革をイタリアでハンドカットし、組み立てたアクセサリーを唯一の芸術品としている。酸化処理されたスターリングシルバー925のステープルと金具が、使い込まれた柔らかなレザーを際立たせ、生の触感と静かな洗練の緊張感を生み出している。ひとつひとつが少量生産であるため、木目や色、パティーヌの微妙な違いが、時間の経過とともにオブジェの個性の一部となっていく。