エンポリの皮革職人の家系に生まれたDaniele Bastaは、1979年に皮革の世界に生まれた。20代前半からファッションに携わり、2010年に自身の名を冠したレーベルを立ち上げるまでは、「ファッションはアートであるべき」という考えのもと、ひとつひとつ手作業で作られ、まるで芸術作品のようにパーソナライズされていた。その美学とブランド精神に忠実であり続けながら、ブランドはゆっくりとスタイルを進化させ、実験とクラフトマンシップに焦点を当て続けている。酸化させたスターリングシルバーをシグネチャーとして取り入れることで、レザーに対して興味深い並置を生み出し、アイテムに生のラグジュアリー感を与えている。